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2013年3月16日土曜日

自宅HDDでRAID5ではなくRAID1を使用している理由

自宅HDDでRAID5ではなくRAID1を使用している理由
・・・数年前、ひよっこSEだったとき、何も考えずにRAID5がよく使われるから、最新だからという理由でRAID5を使用していた。

自宅でもご多分に漏れず、TerastationRAID5を購入し使用していた。

・・・使用しているうちに問題に気づいた。

RAID1でもRAID5でもHDD1本までの故障は許容されているが、二本目が壊れたらOUT。
・・・これは罠である。

RAIDはHDDが壊れることだけが問題ではなく、RAIDカードも考慮する必要がある。
業務でLANDISK RAID5を使用していたが、HDDよりもRAIDカード不良や、RAIDカードのファームウェア不具合が多かった。

業務で使用していたLANDISKはバックアップ用途であったため、幸い壊れても、またバックアップを取れば良いだけであった。しかしもし本番データが入っていたら、、、と思うとぞっとする。

S/W RAIDであれ、H/W RAIDであれ、壊れるときは壊れる。
RAID5でRAIDカードが壊れたら、データはオジャンである。復旧できたとしても、時間がかかる。
一方、RAID1はHDDが壊れようが、RAIDカードが壊れようが、正常なHDDを別のHDDケースに入れて線を繋げば直ぐに復旧する。この部分が個人的には高信頼だ。

RAID1メリット
・HDDが一本故障しても動作する
・RAIDカードが壊れてもリカバリが簡単

RAID5メリット
・HDDが一本故障しても動作する
・RAID化に必要なディスク容量が、RAID1よりも少なくすることができる

RAID6メリット
・HDDが二本故障しても動作する

どれを選ぶかはあなた次第。自分の場合は自宅ではRAID1で使用している。

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